Watana Bear's Life Makeovers

空の写真 と 脳内排出 ときどき しあわせ練習帖

自分に優しくすることと、自分を甘やかすことの違いに気づく。

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土日の疲れを引きづったまま流されていく日々。年明けからずっとまともに簿記の勉強をしていない。2月の試験だというのに、お正月休みに休みを入れたらそのまま戻れなくなっている。生活リズムの再構築をしたいと思いつつ、心のどこかで「冬眠中だから」と自分を甘やかす。

自分に優しくすることと、自分を甘やかすことの違いはなんだろうか。

体調が悪いから自分に課したトレーニングを休む、これは自分に優しくすること。ならば、甘やかすとはなんだろう。今日は気分が乗らないからトレーニングを休む、だろうか。気持ちと身体の違い?

 

優しい:思いやりがあり、情がこまやかであること。悪い影響を与えない。刺激が少ない。

甘い:厳しさに欠けているさま。評価の基準が厳格でない。しっかりした心構えができていない。

 

なるほど、その行為がのちに「悪い影響を与えない」行為がやさしさであり、その行為に「しっかりした心構えがない」のであれば甘い、ということになるのだな。

ならば、正月明けからの自分の生活ぶりは完全に自分を甘やかしているのである。そして、仕事を頑張ったからと酒を煽るのもまた、のちに体に悪い影響を与えるのだから甘えに過ぎないのだ。

そもそもご褒美なんて、頑張るための動機にしてはいけないのである。まさに「評価の基準が厳格でない」ではないか。頑張った評価の基準とはなんだろう。給料?いやそれは対価である。仕事に評価を求めてはいけないのかもしれない。会社における評価とは、対価を基準を決める水準にすぎないのである。

 

評価:ある事物や人物について、その意義・価値を認めること。

意義:行為・表現・物事の、それが行われ、また、存在するにふさわしい積極的な(すぐれた)価値。

価値:どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。またその大切さ。ねうち。

 

どれくらい役に立つかの程度か。会社の評価には、どれほど会社に役に立っているかという数値でもあるのか。ちなみに前期の評価は83点。70点クリアを目標に生きてきたわたしにとっては、大活躍である。

ちょっと頑張れば80点獲得できるからといって、目標基準を引き上げることはしない。80点を獲得することと維持することは別だと思っているし、きっと、その上の90点を取るには心地よさが消えてしまうような気がするからだ。

熱血タイプの人にしてみれば、こんな後ろ向きな発言にイラつく人もいるだろう。イラつく人の気持ちがわかるということは、自分の中にもかつてこんな体育会系の精神があったということである。もちろん、やってみなければわからないだろ?一回90点を目指してみろよ、という自分がどこかにいないわけではない。

こんな言訳じみたことを、負け犬の遠吠えという人もいるかもしれない。でも、そんなことはどうでもよい。もう、他人の基準に振り回されるほど馬鹿ではなくなったのだから。

 

ただ、自分に優しくすることと、甘やかすことの違いをしらない馬鹿だったということに気づいただけである。

 

馬鹿:知能が劣り愚かなこと。 社会的な常識にひどく欠けていること。つまらないこと。無益なこと。度が過ぎること。程度が並はずれていること。用をなさないこと。機能が失われること。

 

どうせ馬鹿なら、程度が並外れてしまうまで突き通す意義を身に付けたい。

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