Watana Bear's Life Makeovers

空の写真 と 脳内排出 ときどき しあわせ練習帖

奥が深いことこそおもしろい

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3連休に簿記勉強集中特訓(独学)をしたので、勉強計画の進捗が2日ほど前倒しになっている。模試も満点ではないものの、ようやく合格点に届くようになった。2回目ということもあるのだろうけれど、ほぼ記憶はないのでまぁヨシとしよう。むしろ、初見ではないのにまだ間違えることの方が残念である。

どこでひっかかるかと言えば、ほぼ「日本語の読解力」的な部分である。運転免許の筆記試験のようなマドロッコシイ表現で仕掛けてくるわけで。これが、本来のビジネスシーンならば「もっと端的に」と言いたくなるわけで。日常的にメールでのやりとりが多いと、余計なセンテンスが多く何が聴きたいのかがわからない文章が多い。実際、それが一番のストレスの原因となっているのだが、試験問題はそんなことまで考慮しているとしたらすごい。

仕訳にしろ、帳簿及び財務諸表にしろ、回答していくことは「日々の業務」という感覚で解いていく。結果間違えてしまうと、ついつい「にんげんだもの、ヒューマンエラーはあるよね」と思いがちだが、うちの財務会計大丈夫なのかとも思ってしまう。実際はもっとシンプルに作業は効率化され、こんな国語力が試される業務ではないはずである。

どんな試験にも「ひっかけ問題」はつきもので、解説にありがちなのが「基本をマスターしてれば解ける問題である」だ。基本をマスターしていないから、迷い惑わされてカーニバル状態になるのだろう。実際の業務も、イレギュラー案件を除けば「業務に必要な基本的な要点を抑えていれば簡単」になるのである。

いまこそもう一度「国語力」を磨こう。簿記を通してそう思った。

仕事的には英語力を求められ、私の趣味嗜好的にはノンバーバルな表現を好むのだが、この奥ゆかしい多彩な表現力のある日本語こそマスターしてしまえば、どんな語学や表現、コミュニケーションも簡単になるのではないかと思うわけで。

必要最低限「仕事」に関する学びを終えた後は、日本に生まれてよかったと思えるほど国語を楽しみたい。生涯学習は国語にしようと決めた。

生涯学習」とは,一般には人々が生涯に行うあらゆる学習,すなわち,学校教育,家庭教育,社会教育,文化活動,スポーツ活動,レクリエーション活動,ボランティア活動,企業内教育,趣味など様々な場や機会において行う学習の意味で用いられます。

第3章 生涯学習社会の実現:文部科学省

(979:引用含む)