やりたいこととやると決めたことの狭間でせめぎ合う意識と無意識
ガラクタ捨てればなんとかが見えるって内容の本や記事、動画を多く目にする。押し入れ1/4のスペースが空っぽになった状態で、ようやく自分が求めている生き方に近づいている感覚を持てるようになってきた。
開いたスペースに、何か新しいものが入るようになるというシステム。
アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)に登場する老人は言った。自分の運命を求めて行動するものには、全宇宙が応援してくれると。全宇宙が応援する。つまり、自分が求めていることを、周りの誰かが運んできてくれる、自然とあつまる流れになるということ。
自分の中にある世界は、現実世界に投影されるとよく言われる。希望や不安もポジティブなコトもネガティブなこともすべて。自分が気づかない奥底にあるものも全て。誰の言葉かよくわからず、教師が配布した「意識が変われば人生が変わる」は、正しくは「無意識も変えていかなければ変わらない」のである。
無意識を変えるためには、結局のところ習慣しかないわけで、つまり意識せずに行動ししたり感情を抱くレベルにもっていかないと、人生は変わらない。
この世のものはすべてエネルギーである。物質も、感情も全て。わたしがの中にあり、自然と放っているエネルギーに引き寄せられて集まるエネルギーが、今いる環境であり人生そのものなのだ。
自分の中にある無意識を知るためには、周りをよく観察すればよい。どんな物質があり、どんな人と触れ合い、どんな地域にに身を置いているのか。よく起こる出来事、よく耳にする言葉、よく目にする風景、出来事。すべて自分の中にあるエネルギーに共鳴していることなのだから。
わかりやすいところでいえば、先日申し込んだ音楽教室の体験レッスンの延期の連絡が入ったということ。
心のどこかで、月謝に対する不安を見透かされたような気がした。まだ、動き始めるタイミングではないらしい。ほかにやらなければならないことがあると、全宇宙が教えてくれたような気がした。
春の風に浮かれてないで、簿記の勉強してしまえ、である。
(843)