想定外の敵と戦うための作戦を練る
1日一食、ほぼ水のみ(飽きたらレモン果汁を数滴たらした水or炭酸水)に変えて2日目。速攻で現れた変化は「胃」だった。
常に疲労感というか、どんより感というか、食後数時間は胃になにか違和感を感じていたのだが、それがすっきり消えた。もっと空腹感と戦うのかと思ったけれど、夕方に若干空腹を感じて水を飲むか、眠気覚ましのガムを噛むかすることでまぎれる。それは昼食をとっていた時と同じ現象であり、1日1食に変えたせいではない。
体力がなくなると、内臓の体力も減少するから小食にという本を何度か見かけたが、1日1食が今のわたしの内臓の体力にはちょうどいいらしい。
このまま継続できたなら、食費も浮くし一石二鳥だ。食事に関しては摂取する1食に制限を設けていないので「修行」をしている感がまったくない。酒断ち・スイーツ断ちも1か月に1回のチートデイを設けたことで執着を持たずに済んでいる。しかも誘われたら断らずに付き合うという条件を設けたことにより、そのチートデイも増えるわけで。早速来月友人とランチすることになり、チートデイが2日になった。
他力本願というか、修行以外のことを受け身でとらえることで、ストイックさが消える。何事も気持ち次第でなんとでもなるのだなと、改めて実感した。
ただ、想定外の戦わなければならない敵に困惑している。それは眠気だ。
昼過ぎ、もう少しで夕方だラストスパートという時に限って、目を開けながら寝ていることが多くなった。うっかり目を閉じようものならば、寝てしまうこともある。
昔、30分の昼寝もしくは目を閉じることで脳の疲労を回復させる効果があると、誰かが言っていた。昼寝を導入している企業があるとかないとかで、うちの会社でもどうなのよと笑い話のネタに終わったのだけれど、ちょっと試してみる価値はありそうだと思い始める。
健康法や自己啓発系のたくさんの書籍が販売され、時には対立した主張のタイトルが並んでいたりするのを見ると「勝手にいってろよ」と思ったりもしたものだが、人間10人いたら10人ともそれぞれなのだ。どの方法が自分に合うかなんてわからないわけで、1冊の本を妄信的に信じてストイックに無駄な時間を過ごすのもいかがなものかと思うけれど、どっちもどっちだなと拒否して試さずにいるのも人生を無駄にしているような気がしてきた。試して効果がでなければ、他の方法に変えるか、自分流にアレンジすればよいではないか。
先人や専門家のいうことに、耳を傾けてみる素直さも少しは必要なのだなと反省した朝だった。
15時のおやつタイムは嗜好品の代わりに30分の仮眠をとることにしよう。
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