Watana Bear's Life Makeovers

空の写真 と 脳内排出 ときどき しあわせ練習帖

好きなものを確認した2023年立春、自分のために生きようと心に誓った

土日も仕事をせざるを得なくなった。土曜日にやっつけて日曜日は癒しの旅に出たいと思ったが、自宅に人が集まることとなり、土日の予定を入れ替えた。

節分は豆を巻くことも恵方巻きを食することさえ忘れてしまっていたので、立春スタートで心も体も脳内も浄化リセットするのも良いと思った。

新宿屈指の温泉テーマパーク。私にとっては夢の国だ。着替えて時計をふと見ると12時近かった。岩盤浴から責め、マッサージを受ける。夕方、腹が減ったので蕎麦とサワーを食す。すっかり体が冷え切ってしまったので、再び岩盤浴に戻る。冷え切った体を温めるには時間がかかりすぎる。時間も時間だったので温泉フロアに向かう。露天の温泉に入り、テンションが上がった。温泉に、ではなく、風で湯気が自分に迫ってくる様を見てだ。それはまるで、昔子供の頃に毎年連れられていった登山の山頂で見る景色。下界から雲が風に煽られて自分に迫ってくる景色。脳が忘れていることでも体、いや細胞は覚えているんだな。気持ちが高まったというよりは、細胞がキャーキャー言っているのがわかった。それはまるで、アイドルを目の前にキャーキャー言っている女子たちのようだった。

 

やっぱり湯気が好き。

 

湯気のない岩盤浴は、自分の脳内のざわつきを鎮めることに集中してしまいなんだか修行をしている気分にしかならなかった。

お湯に包まれていると安心感を覚える。それはきっと昔、母親のお腹の中の羊水に包まれていた記憶。家風呂でも長湯をしてしまうのは、水の中にいる感覚が落ち着くからなのだろう。

いろんな湯船を巡り、ラスボスのサウナを攻める。体は温まっているのに、足だけがまだ冷えている。高温サウナの温度計は91度。体力が持たなかったらやめて帰ろう。そう思った。ところが、入ってみると意外と落ち着く空間。明るく乾いた清潔な空間ともの静かな客。10分もたずに水風呂に下肢だけ浸かる。ジーンとする感覚。足の血管がキューッと揉みほぐされる感覚。これはどんなにイケメンが足裏をマサッージしたところで、得られない感覚。再びサウナ室へ入り、10分。今度の水風呂は脇下まで浸かる。おへそを隠したビビりスタイルではあるものの、ジーンとした感覚から、水と一体する感覚に変わる。気づけば夜の9時。客層がガラリと変わり始める時間帯である。ベンチに腰をかけてぼーっとする。さまざまな女体が目に入るものの、ぼーっとするので気にならない。余計なことを考えないという感覚に、岩盤浴での修行タイムはなんだったんだと思ってしまう。足だけの回を準備運動として3セット目から外気浴に変えた。温泉の湯気を見ながらぼーっとする。

意味もわからない外国語を話す女子集団。言葉の意味がわからないからストレスにもならずぼーっとできる。

 

あぁ、高温サウナと水風呂と露天風呂のある施設が好き。

 

終電なんて気にせず夜の歌舞伎町を散歩する。若者や外国人が楽しそうにしている光景と、薄汚れたものは闇に隠され、看板の明かりと店内の明かりには楽しげに笑う客たち。光と闇の共存する場所。

 

あぁ、そういえば私、夜遊びが好きだった。

 

呑み歩きの夜遊びはもちろんだが、夜散歩や、夜の公園で童心に返って遊ぶことも好き。引きこもっていないで定期的に夜のひとり遊びもしよう。

 

こうして好きなものの再確認をした立春

今度からはマメに自分メンテをして、細胞たちを喜ばせてあげようと誓った。

そして、本日。遅くに起き出し、家事を済ませ。午後から仕事をやっつける。

今日で社畜も卒業しようと固く心に誓った。

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