Watana Bear's Life Makeovers

空の写真 と 脳内排出 ときどき しあわせ練習帖

早起きした分だけ無駄な時間を過ごしてみた朝

休みだからなのだろうか、それとも昨晩は早めに寝たからだろうか、今朝は夜明け前に目覚めた。布団の中から窓を見ると、真っ暗な空と西新宿のビルたちの明かりも少ない。夜明け前が一番暗いというけれど、それでも西新宿の夜明け前はいろんな電気がついていた。うっすらと明るさを感じ始めたところでロフトベッドを降りる。

朝空写真を撮り終え、今日の行動計画を手帳に書き出す。

土日は雨マークになっていることにショックを受ける。昨日、5分だけでも散歩をしてデジタルハリネズミトイカメラ)と遊ぼうと思っていたというのに。時間別の天気予報を見ると7時までがお日様マークだった。よし、朝散歩に出かけよう。

洗濯機のスイッチを入れた後、軽く身なりを整えて出かける。持ち物はスマホとデジタルハリネズミのみ。

歩いて数分の公園をぶらつく。引っ越す前に何度か訪れ、引っ越したらここで毎朝散歩ができるね!なんてワクワクしていたのに、あれから季節は2つ変わり本日ようやく公園デビューである。

犬の散歩、ランニング、ストレッチをするおじさんが4名。おいおい、おばさんはいないのかよ。おばさんは寒さに弱いらしい。きっと暖かくなるとわらわらと出没し始めるのだろう。

大した被写体もないなと思いながら、お決まりの遊具を撮影。デジタルハリネズミのワクワクポイントは撮影時のプレビューが見れないところ。どんな画角で撮影されているのかは勘に頼るしかないのである。

それでも少しでもいい感じの画角になるようにしゃがみ込んで撮影をする。ストレッチをするおじさんに「お腹痛くなったのかい?」と思われるような姿勢だが、気にせず撮影を続ける。

撮影時のプレビューは見れないものの、撮影されたもののプレビューは見れる。今日は試し撮りなので撮り直しはなし。電池が勿体無いしね。

5分だけと言いながら、10分以上は公園にいたかもしれない。寒さと天候の悪さと、今日は簿記の勉強に集中する日と決めていたこともあり、早々に退散する。

以前コロナ禍に入りしばらく朝散歩をしていた頃は、散歩から帰宅するとノンカフェインではあるけれど珈琲を飲んでいた。早朝から開店しているパン屋さんを見つけると、パンと珈琲を食することが楽しみに加わった。

その感覚を体はしっかり覚えていたらしい。マンションのエレベーターの中で珈琲を欲している自分の感覚に驚いた。珈琲を飲まなくなって1年以上経つというのに、一度身についた習慣というのは取り戻すのが楽なのかもしれない。

チャイティーを入れるためのお湯を沸かしながら、昨晩遅く帰ってきた息子の食事後の食器を洗う。お茶休憩をとりながら撮影してきた写真を確認してみる。日の出前の薄暗さで明るさが若干足りない。まだ仲良く慣れていないこともあり、満足できる写真は取れていなかった。なんか、期待はずれ?

うっかり、今でもこの子は販売されているのか?なんて検索をかけてショックを受ける。画素数アップに色味も選択できて、充電式に代わっていた。えー、なんか諦めようかなー。っつか、この子は初代のはずよね?どうやって使うんだっけ?と検索をかけてみると、1マン程度で買ったはずのものが倍以上の値段で売られていることに驚き、一旦見捨てようとしたハリネズミの株が上がった。現金なやつだ。

初代限定の「伝説の裏技設定」があることを知る。色味(RとBの数値)が自由に変えられることを知る。便利になったハリネズミではなく、こういうマニアックなところがあるのが私はのめり込むポイントなのだ。レビューを見ながらあれこれ試してみる。

動画を撮れることさえ忘れていた。試しに動画も撮ってみる。ええやん。画素数が足りなくてYouTubeとかに上げるのは難しいけれど自己満足作品は量産できそうだ。

デジタル一眼レフを手に入れるまでの癒し担当とさせていただこう。

と、あれこれ調べているうちに2時間以上も経過してしまっていた。

お茶休憩に2時間って、セレブなマダムかよ。

せっかく時間管理アプリを導入し始めたというのに、こういうところぞ。

まぁ、ええやん、久々のお遊びタイムだったんだ。サクッと朝家事して、午後から簿記勉強に集中しよう。

(1702)

 

Photo:デジタルハリネズミで撮影したあおむし遊具