Watana Bear's Life Makeovers

空の写真 と 脳内排出 ときどき しあわせ練習帖

青い空と青い海、風と波の音を残しておきたい欲

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昨日の疲れが程よく残っており、天気も手伝ってかどんよりデイズである。久々に遠出をして気づいたことは、やっぱり私は写真や動画を撮影することが好きだということだった。遠出の目的はもちろん撮影ではなかった。もちろん言った記念や記憶メモ用にiPhoneでの撮影はするつもりだったが、結局、最優先の目的を忘れて横道撮影、iPhoneカメラで悪あがきとなってしまう。

昨年コロナ感染してからの初の遠出となったため、随分自制はしたものの「ここまで来たのだから「ここでしか撮れない景色だから」と欲が出てしまう。脳内で自分の体力とiPhoneのバッテリーと考慮して、随分葛藤したものだ。

目的のない旅、目的のある旅、きちんと分けて出かけるべきだと思った。行き当たりばったりというのは、ちゃんとした収穫が得られないかもしれないというリスクを背負うことにはなるだろうけれど、それでも経験値は得られるわけで。ネットで検索したり、Googleマップストリートビューを観たりして、把握した気になるのとでは断然違う。ましてや行った気になるのは論外である。

そして、もっとフットワークを軽くしよう。そうすれば、目的以外の魅力を発見したとて「またこよう」のメモで終わるはずなのだから。

帰りの電車は、偶然「快特」に乗ることができた。座席が、進行方向2シート通路挟んで2列タイプで驚いたが、ありがたかった。窓にもたれかかり、前の座席の下に足を思う存分伸ばすことができた。泉岳寺から都営浅草線に乗り換えると、あっという間に現実に引き戻される。あわてて曲をかけてイヤフォンをして、人込みの渦に飲み込まれないようにする。

帰宅後は、疲れた脚を癒すためと称して缶チューハイを飲む。脚に回る酔いを楽しみながら、撮影してきた写真を整理する。メモ用、ブログ用に分けるものの、自宅で見るそれらは現地でみてきた景色とはちょっとしがって見える。自分の腕のせい?天気のせい?iPhoneカメラのせい?腕のないヤツほど、道具のせいにするというが、まさにそれである。

昨晩はカメラ欲を抑えながら、写真に収めてきた場所がロケ地になった映画を見ながら眠りにつく。映画を見ながら、思っていたことは「動画も取れるカメラが欲しい」だった。懲りないヤツだ。

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