Watana Bear's Life Makeovers

空の写真 と 脳内排出 ときどき しあわせ練習帖

「面白い」ことだけ探していたい

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昨晩、noteの初心者勉強会(オンライン)に参加した。

以前、このアサソラ日記のような場所をnoteにしていたのだが、しっくりこなくてひっこめた。noteはなんとなく「発信」という空気感が強いように感じたのだ。わたしにとってのブログは、その名の通り「Log」という感覚でしかなく「人生の旅日記(エンディングノート)」「しあわせ練習帖(日記)」と、残しておきたいLogの場所である。

はてな1アカウントで解説できる3つのブログのうち、3つ目のlogは少し形を変えて残そうと思っているわけだが、場所を確保しておきながらも始められない理由は、書きたい内容について第三者の許可がいるというパターン。つまり許可をもらうための企画書もしくはプロットのようなものが必要なわけで。そんなメンドクサイことになるならばいっそやめちまえと思う自分もいたりして、悪い癖「白黒性格・零百性格」が顔を出しそうになる。

昨日のnoteの勉強会は、知識としては公式にアップされている内容ばかりだったが、何が良かったかと言えばワークショップである。自分の中にしかないアイディアが、他人のアイディアを通して進化したり新たに誕生したりする。そして、そのアイディアを企画にするまでの流れのようなものを体感し終了。

でも、何も始めることができない自分が、部屋の真ん中にぽつんと座っているだけだった。

とりあえず初めてみて、徐々に育てていくことぐらいはわかっているのだが、なにか「テーマ」が決まらないとエンジンがかからない。

初めの一歩、テーマを大きく分けると「日記」「趣味」「学び」の3つ。日記はブログに書いているのでおのずと「趣味」「学び」になるのだが、すでにこの2つで悩み始める。趣味について学ぶのは学びではないのか?などと屁理屈めいたことまで浮かんできては、脳内カオスでオーバーヒートである。

つい「頭わりーなこいつ」と自分に毒づきそうになる。どうせ頭がわるいなら「学び」にすればいいじゃないかと思うわけだが、次のステップ「何を学ぶ」でどん詰まる。結局気が多いだけなのだ。あれもこれもで、自分が何を極めたいのかがわからない。まなび続けるための目的がないのだから、決めることもできないのである。

「とりあえず大学行っときゃなんとかなる」といわれて、目的なく大学に入ってみたものの、何をしたいのかわからずバイトやコンパニあけくれる学生ってこんな感じなんだなと想像し始める。大卒でも社会に出るとポンコツな人材がいるのはこういう原理か。大卒でもない自分はポンコツ以下だと自己卑下に陥る。

現在学んでいる簿記は稼ぎを多くするためなので、目的が達成されればその学びは終わる。短大は幼稚園教諭と保育士資格を取るために入学した。そこで学んだ心理学が意外にはまったものの、心理学を学んだところですべてが楽に生きられるわけではなかったので学びは派生し、横道にそれていく。

あぁ。わたしの人生のテーマは「楽」なのか?。子どもの名前に「楽」が入っているほどなのだから、私のテーマは「楽」なのかもしれない。

[音]ガク・ラク[訓]たのしい たのしむ [学習漢字]2年
〈ガク〉音を組み立てた調べ。音楽。
「楽器・楽章・楽団・楽譜・楽屋/雅楽・器楽・声楽・奏楽・能楽舞楽・邦楽・洋楽・室内楽
ラク
・たのしむ。たのしい。
「楽園/安楽・逸楽・快楽・享楽・苦楽・娯楽・行楽・後楽・極楽・道楽」
・たやすい。
「楽観・楽勝・楽楽/気楽」
・「千秋楽」の略。
「楽日 (らくび) 」

辞書に羅列された熟語の中から、直観的にひっかかるものを拾ってみる。

音楽、楽器、楽団、楽屋、楽園、安楽、快楽、娯楽、行楽、極楽、道楽、楽観、気楽、楽日。

娯楽と道楽の違いは何?

【娯楽】 
仕事や勉学の余暇にする遊びや楽しみ。また、楽しませること。

【道楽】 
本業以外のことに熱中して楽しむこと。趣味として楽しむこと。また、その楽しみ。酒色・ばくちなどにふけること。また、その人。

なるほど、楽しむことを陰陽、もしくは能受に分けた感じか。

楽には楽日の意味もあるのだな。楽に楽しく人生の楽日を迎えられたらいいな。

「楽」をテーマにしたところで、何を「楽にしたいのか」、何を「楽しみたいのか」に段階は上がっていくわけで。人生の最後の日、誰と何をしてどうなっていたいのか。

裏を返すと、誰といると苦なのか、何をすると苦なのか。それを避けずに愉しむ方法はないのかってことにもつながるわけで。

あ、「楽しむ」と「愉しむ」の違いは何?

【愉】心が晴れ晴れとして楽しい。「愉悦・愉快・愉楽」

なんだよ愉楽って。究極じゃないか。

【愉楽】深い喜びを味わうこと。心から楽しむこと。悦楽。

【悦楽】喜びを得て楽しむこと。喜び満足すること。

日本語って、いろんな表現があって面白いな。当然日本語にしかない言葉や言い回しがあるのだろうけど、ググってみたら奥が深いので今日はやめておこう。

あ、「面白い」って何よ。

おも‐しろ・い【面白い】《もと、目の前が明るくなる感じをいった語》
・興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。
・つい笑いたくなるさま。こっけいだ。
・心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。
・一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。
・思ったとおりである。好ましい。
・風流だ。趣が深い。

[派生]おもしろがる[動ラ五]おもしろげ[形動]おもしろさ[名]おもしろみ[名]

「風流」?!「趣」?!あぁ、辞書遊びが終わらない。朝の日記を書く時間は30分と決めていたのに止まらなかったよ。これもまた、学びの一種だとしたら、このうえなく愉快であり、実におもしろい。

(2294:引用文含む)