シロクマのしあわせ練習帖

朝空写真と脳内排出、ときどき夜空

冒険に出るための荷物をまとめよう

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寝坊した朝の空は少し太陽が高くなっており、なんだか出遅れてしまい手の届かないところに先に行ってしまった人を下界で指をくわえてみている気分になる。

共に歩みたいと思っている人が、先に進んだ時の焦りや妬み。人間だれしも抱える感情である。逆に、手の届かないところにいた人にあこがれ続けていたけれど、気づいたら手の届く範囲にいた、もしくは同じ立ち位置にいたなんてこともあるだろう。

自分がいる場所が変われば視点も変わり、周りの人間との関わり方や距離にも変化が出てくるのは頭で分かっているのだが、自分の足元・立ち位置を正しく把握していないとその関係にはひずみが生じてくるわけで。

表立って不快な関係性を仕掛けてくる人や感情をむき出しにしてくる人には、久しく触れ合うことがなくなったけれど、慣れあい、もしくは疎遠といったぬるま湯と水風呂のような湯冷めしそうな人間関係に癒しがあるわけもなく。

人との距離感、人生の歩み方のペース配分というものは、なかなか難しいものである。

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金欠、春の陣による1日1000円クエストを始めて、そのゲーム性の楽しみを見出し始めてきている。固定費・特別支出以外、日常的ないわゆる「やりくりする生活費」部分を月3万円と設定するのではなく1日1000円と設定するだけで、こんなにもゲーム性が生まれるとは思いもしなかった。

いや、過去にも何度か試みたことがあったのだけれど、その時は「節約をしている感」が半端なく、しかも夫と食べ盛りの野球少年のいる家計で1日1000円はムリゲーだったわけで。それまでゲームと言えば、戦う系や、走って競って終わり系や、太鼓をたたいて終わり系のいわゆる単発ゲームものしかやってこなかった。

ゲームの楽しみを知らないものが、生活にゲーム性を見出すことなんて考えもしなかったのだ。

それがどうだろう。友人がやっている恋愛シミュレーションゲームに興味を抱き一時はまったことがあるのだが、恋愛をシミュレーションすることよりも「効率よくゲームを終わらせること」の楽しさを覚えた。すべてのルートをクリアして卒業し、ほとんどゲームはしなくなったものの、キャラを育成しながらバンド演奏するゲームなどの経験を経て、ようやく生きることすべてにゲーム性の楽しみを見出せるようになったのである。

ゲームばかりしてないで「勉強しなさい」などと言ってはならぬ。

ゲームもしっかり遊び方・楽しみ方を知れば、勉強や生活を効率よく結果を出す楽しさを学べるのだから。

1日1000円クエストの何が楽しいかと言えば、調味料や消耗品のストック原価をいつどこで投入するか、という戦略を立てることにある。

調味料や消耗品は1品300円から500円ほどするわけで、残りの500円で食材を調達しなければならなくなると、安売りしているカップ麺に走るしか能がなくなるわけで。

調味料の残りを把握し、いつどこで調達するのか優先順位を考えながら先を見越した戦略を考えることの楽しさよ。

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あぁ、人間関係にもゲームのような楽しさを見出せたらいいのだろうか。心許せる陽だまりのような関係に安心しきっては、今いる世界は広がらないのである。

いざ、いでよ。人生という名の冒険ゲームの世界へ!

さっそく、荷物をまとめることにしよう。

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